胸郭出口症候群について
明けましておめでとうございます。
密かに見ていただいて、ありがとうございます。
新年最初の記事は胸郭出口症候群についてです。
まずは、胸郭の構造から説明していきます。
胸骨、胸椎、肋骨で構成されており、
頚部と腹部の間の部分を言います。
つまり心臓や肺がある部分ですね。
鎖骨、第1肋骨や、前、中斜角筋、小胸筋などの間から
腕神経叢腕と呼ばれる神経の束、鎖骨下動脈などが出ていて、
この部分で圧迫や牽引されると症状が出てきます。
細かく分類すると、頚肋、肋鎖、斜角筋、過外転症候群が
あり、その場所ごとで圧迫などがあると
出口部分が狭くなり症状が出ます。
もちろん、合併してたり単体だったりします。
では、どういった症状が出てくるかというと、
頚~肩回りにかけての張りや重ダルさ、
上腕~前腕にかけての痛みや痺れ、
腕全体の重ダルさが出てきます。
どういう人がなりやすいかというと、
女性の方がなりやすい傾向があります。
女性だけに限らず、なで肩の人や、
猫背をずっとしている人や、
スポーツ選手のように鍛えすぎて筋肉で圧迫されたり、
することでなったりします。
初期の段階で症状が軽ければ、暖めたりストレッチなどで、
すぐ症状が軽減したり治ったりしますが、
症状が強く出てる場合は、
病院などの専門機関で治療をした方が良いです。
下手に素人判断でやると悪化することもありますので、
おかしいなと思ったら、病院で治療しましょう。
鍛えすぎての場合は手術になることが多いですが、
姿勢不良からくるものであれば手術なしで治ります。
基本的には放置しないで、しっかり治療をすることを
オススメします。
質問などがあればコメント欄にお願いします。