指のしびれについて

今日は一般的な指のしびれについて、お話します。

原因は様々ですが結論から言いますと、

神経の圧迫による血行不良で指のしびれが出ます。

 

誰もが経験のある例で言えば長時間の正座で足がしびれて、

立てなくなったりビリビリした感じに

一時的になったことがあると思います。

あれが慢性的に続くのが、

坐骨神経痛胸郭出口症候群、ヘルニアなどの

代表的な疾患のしびれになります。

 

肩凝りがひどくなりすぎてもしびれが出ますし、

ストレートネックが原因でしびれも出ます。

特に最近はスマホの普及によって、

幼稚園児や小学生でもストレートネックに

なっていることが多いです。

子供の肩凝りは教科書の量が昔に比べると多くなったのも、

そうですが、ストレートネックも原因になっています。

 

大人であればデスクワークなどで下を向くことが多かったり、

同じ姿勢でいることが多いと肩凝りがひどくなっていきます。

 

各症状についての詳しい説明は

後日記事にさせていただきますので、

そちらも参照してください。

 

肩凝りの予防するポイントとしては、

1.肩甲骨を動かす。

2.シャワーで済ませないで浴槽に浸かる。

3.同じ姿勢でいる時間を短くする。

4.頚・肩回りを冷やさない。

と言ったところでしょう。

 

1について解説すると、

肩凝りの原因は肩甲骨が動いてないことです。

肩を支える筋肉は大体が肩甲骨についています。

なので、肩甲骨が動かないと三角筋と上腕の筋群が

張ってきて、神経が圧迫され後のしびれに繋がっていきます。

 

予防方法としては、天使の羽が出るくらい

肩をゆっくり大きく動かしてください。

オススメの体操はオードリーの春日さんがやっている

カスカス体操をゆっくりやることを推奨しています。

私が診ている患者さんにも指導しています。

 

2について解説すると、

シャワーや暑いお湯にサッと浸かるのは、

身体の表面しか温めていないので、

湯冷めしやすいです。

なので、少しぬるめのお湯にゆっくり浸かって

身体の芯から温めた方が湯冷めもしにくいし、

睡眠の質も上がりますのでオススメです。

 

3について解説すると

筋肉は同じ姿勢でいると固まりやすいです。

仕事や本を読むときやゲームをする時は、

なるべく休憩する時間を作りましょう。

 

4について解説すると

首とつくところは基本的に大きな血管が通っているので、

冷気にさらされると身体は冷えやすいです。

特に冬などは冷えやすいので、マフラーや

ネックウォーマー等で冷やさないことが大切です。

 

以上の点に気を付けていただければ、

指のしびれも出にくいと思います。