異性化液糖について

今日は異性化液糖についてです。

異性化液糖とは、コーンシロップのことです。

簡単に言いますと、とうもろこしを原料とした

人工甘味料の一種です。

ぶどう糖果糖液糖も人工甘味料の一種です。

 

人工甘味料の危険性については以前の記事で

紹介させていただいたので、ご確認ください。

 

では、糖について少し説明します。

普段食べる米や野菜などに含まれる糖質(炭水化物)は

グルコースに分解され身体のエネルギー源として

使われます。

使われなかったグルコースはグリコーゲンとして

体内に貯蔵されています。

そして、使う時になったらグリコーゲンから

グルコースとなりエネルギー源として使われます。

ですが、やはり使える糖は限られているので、

使いきれなかった糖はアセチルCoAに代謝され、

脂肪酸などの合成に利用されます。

簡単にいうと取り過ぎた

糖質は色々な過程を経て脂肪になる!

ということです。

これは許容内で代謝されている分には

何の問題もありませんが、

これを越えた場合が太る原因です。

 

ダイエットの話は、また後日。

 

話を戻しまして、異性化液糖は最終的に

フルクトースに分解されます。

ですが、人間はフルクトースを少しだけしか

分解、消費しかできません。

なので、フルクトースは体内に蓄積します。

つまり、糖は脂質になるので、

脂肪が体内にドンドン蓄積していきます。

フルクトースは、この作用がとても強く、

太りやすいのです。

そして、変換された脂肪がとても悪いもので、

内臓脂肪の蓄積を促進させます。

なにより異性化液糖には栄養素がありません。

その代わりに高カロリーです。

つまり、ゼロカロリー、カロリーオフなどと

言われている商品は実は高カロリー商品で

身体に有害な物しかなく太りやすいということです。

そんなものをトクホから出しているのですから、

日本の矛盾を感じますね。

 

この異性化液糖の原料は遺伝子組み換え

とうもろこしです。

遺伝子組み換え作物は癌やアレルギーや

奇形などの病気を引き起こす原因にもなります。

猛毒の除草剤つまり猛毒の農薬を使用して、

栽培され、このとうもろこしを使って

異性化液糖を作り飲食物に使われています。

 

これが大量に日本の飲食物に入っていると思うと

恐ろしいです。

そして、それを全く気にせず摂取して病気に

なりにいってるのですから更に怖いです。